方法別に解説!ハウスメーカーへ注文住宅の資料請求をするメリット・デメリットは?

家の設計・建築を請け負うハウスメーカーや工務店への資料請求は、総合住宅展示場のモデルハウスや各社の公式ホームページ、一括資料請求サイト等から無料で行えます。そのため本格的な家づくりに向けて動き出す前に、まずは資料請求してみようと考える方も多いでしょう。
そこで今回は、東北エリアで総合住宅展示場を営む私たちアルスが、ハウスメーカー等へ資料請求をすることのメリット・デメリットについて、デメリットへの対策と併せて解説します。
また、資料請求における方法別のメリット・デメリットについても紹介していきますので、これからハウスメーカーや工務店に資料請求をしようと考えている方は、ぜひ参考にご覧ください。

ハウスメーカー等へ資料請求するメリット・デメリットは?

ハウスメーカー等へ資料請求するメリット・デメリットは?
まずは、注文住宅の設計・建築を請け負うハウスメーカーや工務店に資料請求することの一般的なメリット・デメリットについて、それぞれ確認していきましょう。

ハウスメーカーに資料請求するメリット

ハウスメーカー等へ資料請求することにより、お客様が得られる代表的なメリットとしては、以下の3つが挙げられます。

  • きれいな写真を見ながら、家づくりに関する知識を楽しく獲得できる
  • その施工会社の家づくりの実例を、オーナーの経験談と一緒に確認できる
  • 自分や家族にとって理想的な間取りやデザイン、工法等が見えてくる

ほとんどの施工会社では、施工事例をたくさんの写真やオーナーのレビューとともに紹介する実例集や、自社の得意な工法・分野等について紹介する技術カタログ、企業としての理念や概要・信頼性を紹介する資料など、テーマやジャンル別に複数種類の小冊子を用意しています。
それぞれのカタログには、きれいな写真とわかりやすい文章で各施工会社や住宅商品の魅力、仕様、特徴等が記載されているため、家づくりについて楽しく学ぶことができるでしょう。
また、お客様にとって住みたい・理想的な家のイメージを膨らませたり、家づくりへの意欲を高めるという意味でも、資料請求は大いに役立ちます。
関連記事:「「家を建てる時何から始めるべきか」を解説!注文住宅建築の流れとおすすめの第一歩とは?」

ハウスメーカーに資料請求するデメリット

対して、ハウスメーカーへ資料請求をすることによる代表的なデメリットとしては、以下の3つが挙げられるでしょう。

  1. 一度に多くの情報に触れることになるため、情報過多で混乱する恐れがある
  2. 標準仕様の範囲がわからず、家の理想像が現実とかけ離れてしまうことがある
  3. メーカー側の営業方針によっては、必要以上の営業をされる可能性がある

短期間でさまざまな施工会社から、それぞれ複数種類の資料を取り寄せて内容を確認すると、情報過多に陥る恐れがあります。また各社のカタログには、標準仕様ではなく追加費用が必要なグレードの高い住宅商品が掲載されていることもあるため、何冊も資料を見ているうちに、その施工会社の標準仕様や平均的な費用感がわからなくなるということも起こり得ます。
カタログを確認する中で混乱してきたら、少し休憩して情報を整理するようにしてください。
なお、ハウスメーカー等へ資料請求する際には、いずれの方法でも名前や住所、電話番号、メールアドレス等の個人情報を開示する必要があります。
施工会社によっては、資料請求時に獲得した個人情報をもとに状況確認等の営業活動を行うこともあるため、その点にも注意が必要です。資料請求後の営業方針について希望がある場合は、最初に「訪問や電話連絡はNG」など具体的にメーカー側へ伝えておくと良いでしょう。
関連記事:「住宅展示場が教える!ハウスメーカーを選ぶ時に決め手とするべきこと3選

資料請求の方法ごとにメリット・デメリットは異なる

冒頭でも述べた通り、ハウスメーカー等へ資料請求する方法には、住宅展示場等のモデルハウスやショールームで直接受け取る方法、各社の公式サイトから請求する方法、そして複数社へ同時に資料請求ができる一括請求サイトと呼ばれるサービスを利用する方法の3つがあります。
ここまでに、ハウスメーカーや工務店に資料請求をする際のメリット・デメリットを紹介してきましたが、実は、資料請求の方法によっても発生するメリット・デメリットは異なります。
そこで以下からは、3つある資料請求の方法別に、メリット・デメリットを見ていきましょう。

【住宅展示場の場合】資料請求するメリット・デメリット

【住宅展示場の場合】資料請求するメリット・デメリット
まず、ハウスメーカーや工務店各社が手掛けるモデルハウスが複数建ち並ぶ総合住宅展示場や、各社主催の単独住宅展示場、ショールーム等で資料請求する場合について考えていきます。

住宅展示場でハウスメーカーに資料請求するメリット

住宅展示場では、その施工会社が建てた実物の建物を見て、触れることができる他、標準仕様や特徴についてよく知る営業マンから直接話を聞いた上で、資料を受け取ることができます。
そのため、見学当日に資料を持ち帰れるところ、また資料の内容と実際の建物の印象を連動させやすく、メーカーごとの特徴やイメージの違いをつかみやすいところが、大きなメリットと言えるでしょう。
関連記事:「住宅展示場は勝手に見学OK?アンケートなしでモデルハウスを自由に見ることの可否とは

住宅展示場でハウスメーカーに資料請求するデメリット

一般的に住宅展示場では、事前に各社のモデルハウスへ見学予約した上で来場することが推奨されています。そのため住宅展示場で資料請求をするには、展示場の営業時間内に来場できるようにスケジュールを調整したり、見学するための時間を捻出しなければなりません。
このように、来場当日はもちろん、来場までにも一定の時間を要する可能性があるところは、住宅展示場で資料請求をすることのデメリットだと言えます。
なかなか家族全員の予定が合わないという方や、展示場の営業時間内に見学へ行くのが難しいという方は、インターネットを使った資料請求を検討した方が良いでしょう。
関連記事:「住宅展示場は当日予約で見学できる?具体的な方法や予約あり・なしの違いも紹介
関連記事:「住宅展示場を見学する際の流れ・所要時間は?効率よく回るためのポイントも

【公式サイトの場合】資料請求するメリット・デメリット

続いて、ハウスメーカー・工務店各社の公式サイトから資料請求する場合のメリット・デメリットについて、それぞれ紹介していきます。

公式サイトからハウスメーカーに資料請求するメリット

Webを介した資料請求では、24時間365日いつでも、自宅から資料請求をすることが可能です。
施工会社の公式サイトから資料請求する場合は、それぞれの申し込みフォームに個人情報を入力する必要はありますが、少ない時間で、多くの資料を請求することができるでしょう。
既に家の設計・建築を依頼したい施工会社を数社まで絞っていて、都合の良い時に自宅から資料請求がしたいという方は、各社の公式サイト経由で資料請求をすると良いかもしれません。

公式サイトからハウスメーカーに資料請求するデメリット

公式サイト等、Webサイトから資料請求をした場合の資料の届け方は、原則配送となります。
そのため、カタログがお客様の手元に届くまでには、ある程度の日数が必要です。資料請求をしてから、実際に中身を見られるようになるまでに一定のタイムラグが発生することは、Webサイトから資料請求をする場合のデメリットとして理解しておきましょう。
また施工会社ごとに個人情報を記入する手間がかかること、紙面だけでは住宅の構造や工法、特徴等について具体的にイメージしづらいところも、この方法のデメリットだと言えます。
関連記事:「ハウスメーカーと工務店の価格差はどれくらい?価格差が生まれる理由も!

【一括請求サイトの場合】資料請求するメリット・デメリット

最後に、一度の申し込みで複数社に対して資料請求ができる「一括請求サイト」と呼ばれるサービスを利用する場合のメリット・デメリットについて、それぞれ見ていきましょう。

一括請求サイトでハウスメーカーに資料請求するメリット

公式サイトと同様に、いつでも好きなタイミングで自宅から資料請求ができるところ、また短時間でたくさんの資料を手に入れることができるところは、一括請求サイトのメリットです。
さらに、個人情報を一度入力するだけで数社分の資料請求が完了するところも、一括請求サイトならではの強みだと言えるでしょう。

一括請求サイトでハウスメーカーに資料請求するデメリット

一方でデメリットとしては、公式サイトを活用する場合と同じく、ハウスメーカー等の特徴や違いをイメージしづらいところ、資料到着までにタイムラグが発生するところが挙げられるでしょう。
また、ハウスメーカーや工務店だけでなく資料請求サイトにも個人情報を登録しなければならないところ、一部の施工会社にしか資料請求できないところもデメリットだと考えられます。
資料請求を通してできるだけ具体的にメーカーごとの特徴や違いを把握したいという方、早く手元に資料を集めたいという方には、住宅展示場で直接資料請求することをおすすめします。
関連記事:「家を建てるメリット・デメリットとは?年齢による違いも踏まえ住宅展示場が徹底解説!

ハウスメーカーへの資料請求はモデルハウス見学と一緒に!

ハウスメーカーへの資料請求はモデルハウス見学と一緒に!
資料請求で入手したカタログを読めば、その施工会社が建てる家の外観・内観デザインのコンセプトや家づくりへのこだわり、先輩オーナーの体験談などを詳しく知ることができます。
ただ、断熱性能や設備・間取りの使いやすさの他、壁や床に使われている材料の感触・質まで確認することはできません。だからこそ、実物の建物がある住宅展示場やショールームに足を運び、営業担当から建物の仕様や特徴について丁寧な説明を受けて、住まいを体感しながらしっかりと情報収集することが重要になってくるのです。
また、資料請求を考えているお客様の中には、いまのご自身がどのようなジャンルのカタログや情報を求めているのか、明確に理解できていないという方もいらっしゃいます。そのような方でも、営業担当に相談しながらモデルハウスを見学しているうちに、住みたい家のイメージや欲しい情報、資料の種類の選択基準がはっきりしてくるかもしれません。
総合住宅展示場は、具体的に新築住宅の購入を計画している方だけでなく、検討の初期段階で資料請求をしたいと考えている方にとっても、非常に有意義な情報収集ができる場所です。
資料請求の方法や、収集すべき資料・情報の選び方が分からなくて悩んでいるという場合は、総合住宅展示場へ足を運び、モデルハウスの見学と資料請求を同時に進めてみましょう。
関連記事:「ハウスメーカーに資料請求するには?おすすめのタイミングや方法、注意点を学ぼう

個性豊かなモデルハウスで理想の家づくりをサポート


私たち株式会社アルスは、宮城県にて東北最大級の総合住宅展示場「利府ハウジングギャラリー」と県北唯一の総合住宅展示場「大崎エルハウジング」を運営しています。
敷地内には、各ハウスメーカー様が自信を持ってお届けする個性豊かなモデルハウスと、お客様の展示場見学や家づくりを幅広くサポートするセンターハウスを完備。
宮城県で注文住宅の購入をお考えの方、また将来的にマイホームを建てたいけど、何から始めたらいいのかわからないという方も、まずはお気軽に私たちの展示場へお越しください。
家族にとって理想的な家づくりを実現するために、大きな一歩を踏み出すお客様を全力でサポートします。

関連記事

見学予約はこちら
見学予約はこちら