注文住宅の外観の決め方を解説!失敗しないおしゃれなデザインのコツや注意点も

注文住宅を購入・建築する際には、間取りや性能はもちろん、家の顔となる外観のデザインも満足度の高いものにしたいですよね。
そこで今回は、注文住宅の外観の決め方やおしゃれにデザインするためのポイントについて、失敗や後悔をしないようにするための注意点と一緒に解説していきます。注文住宅を建てるにあたり、外観の決め方がわからなくて困っているという方は、ぜひ参考にご覧ください。

注文住宅の外観を構成する要素やデザインの決め方とは?

注文住宅の外観は、建築する家の見た目だけで決まるものではありません。家の形や大きさ、色、素材はもちろん、敷地内で隣接するバルコニーや庭、植栽、照明、ガレージや門扉など外構部のデザイン、設備の配置まで含めた全体的な見た目が、注文住宅の外観を決めるのです。
そのため注文住宅の外観を決める際には、建物だけでなく外構部分も含めた全体の色合いや雰囲気のバランスまで考えた上で、デザインを決めていく必要があります。ご自身やご家族の好み、また予算に合わせて敷地全体の色合いや建物、設備の配置等をトータルデザインしていくことこそ、注文住宅の外観をおしゃれにデザインするための基本だと理解しておきましょう。

注文住宅の外観の決め方は?大まかな流れ

注文住宅の外観を決める要素がわかったところで、次は、注文住宅の外観の決め方を紹介していきます。注文住宅の外観の大まかな決め方、決める際の一般的な手順は、以下の通りです。

  1. 家の外観デザインの方向性・イメージを固める
  2. 家全体や屋根の形状、窓や扉の大きさと配置を決める
  3. 家の色味や配色、屋根や壁に使用する素材を決める
  4. 建物の外観に合わせて、外構部分もデザインしていく

まとめると、まずデザインの方向性やテーマを決めて、その後にメインとなる住宅の外観を、そして最後に外構部をデザインすることで、注文住宅全体の外観を決めていくイメージです。
関連記事:「家づくりのチェックシートを公開!注文住宅を建てる際の分野別のポイントとは

注文住宅の外観デザインを決める上でのポイント

注文住宅の外観デザインを決める上でのポイント
ここからは、スムーズに注文住宅の外観を決めるためのヒントとして、スタイリッシュで統一感のあるデザインにするためのポイントを6つ紹介していきます。先述した一般的な注文住宅の外観の決め方、手順に沿ってそれぞれ説明していくので、一つずつ確認していきましょう。

必ず最初に注文住宅の外観イメージを決める

設計自由度の高い注文住宅は、各建材の形状や素材、色まで好きなように選び、組み合わせることができます。しかし、外観を構成する各部をお客様の好みだけで個別にデザインしていくと、住宅全体として見た時にバランスが悪く、ちぐはぐな印象になってしまいがちです。
そこでおすすめしたいのが、デザインを始める前に外観から与えたい印象やイメージの方向性を決めておくこと。ご自身が目指したい外観の方向性、指針さえはっきりしていれば、センスがよくバランスの取れた外観の注文住宅を建てることができるでしょう。
なお、注文住宅の外観デザインのパターンとしては、以下のような種類があります。総合住宅展示場でたくさんのモデルハウスを見学しながら、ご自身やご家族の理想に近いデザインを探してみてくださいね。

和風 主に木材を使用し、伝統的な日本の建築技法を使って建てられる家。和モダンも存在する。
洋風 欧米風のデザインを取り入れた家のこと。外国風でありながら日本の景観に合わせた外観デザインが特徴。
北欧風 スウェーデン等、北欧の住宅をイメージしてデザインされた住宅のこと。シンプルな外観であり、レンガ造りやホワイト、淡いグリーンやブルーを多用したデザインが特徴的。
シンプル 凹凸を最小限にしたシンプルな形状、配色を意識した外観デザイン。流行に左右されないデザインで、幅広い素材から選択できる。
ナチュラル 木材や石材等の自然素材を豊富に取り入れ、壁には白やベージュ等、温かみのある配色を意識した外観デザイン。

注文住宅の形は内装や間取りも考慮しながら決める

デザインの方向性が定まったら、次は建物の形を決めていきましょう。なお注文住宅は、建物の形状によって実現可能な内装や間取りが大きく変わります。そのため建物全体の形状を決める際には、ご自身とご家族が注文住宅に求める内装・間取りが実現可能かどうか、また目指す外観の印象やイメージを損なわないかどうかの2点を、しっかり意識することが重要です。
家としての暮らしやすさや断熱性、気密性、防犯性等を優先しつつも、外観が全体のデザインイメージと大きくズレることのないように、家と扉、窓の形状、種類、数、配置等を決定してください。
関連記事:「家を建てる時の間取りの決め方は?注文住宅でやりがちな失敗例と注意すべき2つのポイントを紹介

ソーラーパネルを設置するかどうかも含め、屋根を決める

建物本体の形が決まったら、次は屋根の形状・種類を決めていきます。注文住宅の外観を決める際に選択肢となる屋根の種類としては、以下のようなものが挙げられるでしょう。

ソーラーパネルを設置するかどうかも含め、屋根を決める

建物本体の形が決まったら、次は屋根の形状・種類を決めていきます。注文住宅の外観を決める際に選択肢となる屋根の種類としては、以下のようなものが挙げられるでしょう。

  • 切妻(きりつま)屋根
  • 片流れ屋根
  • 陸(ろく)屋根
  • 方形(ほうぎょう)屋根
  • 寄棟(よせむね)屋根
  • 入母屋(いりおもや)屋根
  • はかま腰屋根
  • 差し掛け屋根
  • 越(こし)屋根
  • バタフライ屋根 等

なお注文住宅の屋根を決める際には、形状や種類だけでなく素材も決めなければなりません。代表的な屋根素材としては以下の4種類が挙げられますが、外観としての印象や対応可能なデザイン、重量、価格、必要なメンテナンス頻度等はそれぞれ異なるため、注意が必要です。

  • 伝統的に日本の住宅に使われてきた瓦
  • トタンやガルバリウム鋼板等の金属
  • コロニアルやカラーベストと呼ばれることもあるスレート
  • ガラス繊維にアスファルトを染み込ませたアスファルトシングル

また屋根を決める際には、ソーラーパネルを入れた場合のバランス、建物の形状による設置可能な種類や素材の制限、1階部分の雨除けスペース等についても、考慮する必要があります。
そのため注文住宅の屋根は、外観に直接影響する形状や素材、デザイン面だけでなく、各種の機能性や実用性もよく理解した上で、建物の形状と並行して検討・決定するのが望ましいでしょう。

出来上がりを想像しながら家の色味や配色を決める

形が決まったら、建物全体の配色を決めていきます。注文住宅を建てる時は、2色のメインカラーに1色のアクセントカラーを加えた計3色までの色を使い、配色していくのが一般的です。
メインカラーのおすすめとしては、柔らかで明るい印象がある白やベージュ、薄いグレーの他、重厚感があって汚れが目立ちにくい黒やブラウン、チャコールグレー等が挙げられます。ご自身とご家族の好みに合わせ、上記のような落ち着いた色味の中からメインカラーを選び、それらの色と相性の良いアクセントカラーを探してみると良いでしょう。
なお一般的に注文住宅の配色は、実物の素材や塗料のカットサンプルで色を確認して決定しますが、実際に外壁や屋根に使用すると「面積効果」で色の見え方が変わることがあります。面積効果とは、面積が大きくなることにより色の彩度や明度が高く、または低く見えるようになる現象のことです。
注文住宅の外観の色を決める時は、バランスやまとまりの他、面積効果も考慮して仕上がりをイメージし、配色していくようにしましょう。

形と色が固まったら、外壁の素材を決めていく

続いては、屋根に次いで注文住宅の外観の大部分を占める外壁の素材やデザイン、機能を選択していきます。注文住宅の外壁に使われる素材のうち、代表的な種類としては以下が挙げられるでしょう。

  • サイディング
  • モルタル
  • タイル
  • コンクリート
  • レンガ

耐火性や耐久性等の機能性、デザイン性、質感、価格等は種類によって大きく異なるため、しっかりと各種の外壁素材を比較した上で、コストとイメージに合うものを選んでください。

建物の外観に合わせて外構デザインを決める

ここまで来れば、注文住宅のメインである住居部分の外観デザインは、ほぼ完成と言って良いでしょう。あとは、建物の完成イメージや全体的なデザインの方向性に合わせて植栽や庭、ガレージ、デッキ、門扉、照明等の外構部分を一つずつ決めていけば外観デザインは完了です。
ちなみに、外構部のデザインや設備を決める際のコツとしては、建物部分のデザインと全体的なテイストや色味を合わせること、また照明や植栽を工夫することが挙げられます。植栽の位置や形、照明の当て方によっては、外観をさらにおしゃれに演出することもできるでしょう。
関連記事:「注文住宅でこだわりたいポイントは?家づくりで失敗しないためのコツも解説

失敗と後悔を防ぐ!注文住宅の外観を決める際の注意点5つ

ここからは、注文住宅の外観を決める際の失敗を防ぎ、完成後に後悔しないようにするための5つの注意点について、順に紹介していきます。いずれも、これから注文住宅の外観を設計・デザインしていく上で知っておいて損はない情報ばかりですので、ひと通りご確認ください。

①配色する時は色の使い過ぎに注意!

注文住宅の外観は、色を多く使うとまとまりがなくなり、全体のカラーバランスが悪くなってしまいます。そのため注文住宅に使用する色は、外観の印象を良くするために、また周りの住宅や街並みに溶け込みやすくするためにも、2〜3色以内に抑えるべきだとされているのです。
またカラフルで個性的な色味の外観は、注文住宅が完成した後、入居してから後悔しやすいとも言われています。注文住宅の外観は、周辺の景観と比較して悪目立ちしないか、そして10年先でも問題なく暮らせるかを想像した上で、落ち着いた色味・配色を選ぶようにしましょう。

②建築時の流行を重視し過ぎるのはNG!

洋服や家電、車などと同じように、家の外観デザインにも流行があります。そのため、建築時の人気や流行だけを重視して注文住宅の外観を決めてしまうと、長く住んでいくうちに流行遅れとなり、10年後にはダサい外観の家になってしまう恐れがあるのです。
注文住宅の外観デザインは、何十年と暮らしても飽きにくい、また違和感が生じにくいと考えられるシンプルなもの、長く愛されてきた定番のものを優先的に選ぶことをおすすめします。

③素材はメンテナンスの頻度・費用も考慮して決めよう!

注文住宅の外観をきれいな状態で保ち、屋根や外壁の機能を維持するには、定期的にメンテナンスを実施する必要があります。ただ、注文住宅の完成・入居後に実施すべきメンテナンスの頻度は、屋根や外壁に使われている素材の種類と耐久性の他、住まいの立地や施工品質の違いから発生する経年劣化スピードの違いにより、大きく変わってくるものです。
注文住宅の外観を決める時は、将来的に必要となるメンテナンスの頻度やおおよその費用感も確認した上で、デザインや素材を決めた方が良いと覚えておきましょう。
関連記事:「【事例あり】家を建てるのに貯金はいくら必要?初期費用を抑えるコツも!

④できれば周囲の建物・環境にも配慮して!

配色についての注意点を説明する際にも少し触れましたが、あまりに個性的な配色やデザインの注文住宅は、周囲の住宅や景観に馴染まず、悪目立ちしてしまうことがあります。
一般的に注文住宅は、建ててしまうと簡単に建て替えや住み替えが出来るものではありません。「せっかく注文住宅を新築するなら妥協せず、自分の趣味を詰め込んだ外観にしたい」と考える方もいらっしゃるかと思いますが、入居後のご近所の方とのお付き合いも考えて、ある程度は周囲の街並みや景観に合わせた、調和しやすい外観にすることも検討してくださいね。

⑤外周部分の雑草の量も事前に確認を!

どれだけきれいな外観にしても、周囲にたくさん雑草が生えていると、建物全体の印象や住まいとしての快適性が損なわれてしまいます。そのため、注文住宅の外観を決める際には、あらかじめ外周部の雑草の状態を確認した上で、外構部にコンクリートや防草シートを敷く等の対策を検討するのが望ましいでしょう。

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