初めて住宅展示場を訪れる方に向けて、宮城県にて東北最大級の総合住宅展示場「利府ハウジングギャラリー」と県北唯一の総合住宅展示場「大崎エルハウジング」を運営しているアルスが、知っておくと見学時の理解が深まる住宅展示場の基礎知識や、モデルハウスでチェックしたいポイントなどをご紹介します。
また記事の後半では、住宅展示場に持っていくと便利なものや、見学時のマナー、注意点についても触れていますので、初めての住宅展示場見学にぜひお役立てください。
【初めての住宅展示場】知っておきたい基礎知識
はじめに、知っておくと見学時の理解が深まる、住宅展示場の基礎知識について見ていきましょう。
モデルハウス・住宅展示場・総合住宅展示場の違いは？
モデルハウスとは、ハウスメーカーや工務店が自社の戸建て住宅を体感してもらうことを目的とした展示用住宅を指します。住宅展示場に展示されているケースや、単独で展示しているケースがあります。
住宅展示場とは、ハウスメーカーや工務店が自社のモデルハウスを出展する場所で、住宅展示場の中でも敷地が広く、複数のハウスメーカーや工務店のモデルハウスが展示されている施設を総合住宅展示場といい、イベントやセミナーなども頻繁に開催されています。
初めて住宅展示場に訪れる人は、出展数の多い総合住宅展示場がおすすめです。
住宅展示場の活用方法は？
住宅展示場は、家づくりを検討し始めた段階から、引っ越し後まで長期間にわたって活用できます。
家づくりを検討し始めた頃の主な活用方法は「情報収集」です。複数のハウスメーカーや工務店が一堂に会するので、住宅の特徴などが一度に比較でき、さらに各社のカタログをまとめて入手することも可能です。特に、初めての来場時は情報がありすぎて何から手を付けて良いかわからないことが多いので、出展数の多い総合住宅展示場に訪れ、どのような会社があるのかを知るところからスタートすると良いでしょう。
また、プランを検討する段階に入ると、性能や設備、広さ、高さ、建材など、実際に体感してみないと判断が難しい時の検討材料になりますし、家事動線や間取りのアイデアも得られます。さらに、引っ越し後はインテリアやリフォームの参考としても活用できます。
関連記事：「建売購入予定でも住宅展示場は見学OK？活用ポイントなど」
住宅展示場は見学予約が必要？
住宅展示場に訪れる際、予約は必須ではありません。しかし、予約しておくと、担当者が事前に時間を確保してくれるので説明をじっくり聞くことができたり、予約特典やプレゼントがもらえるケースがあったりと、さまざまなメリットがあります。
特に土日は混み合いやすいため、予約なしで行くと担当者から説明が受けられなかったり、待たなければならないことも考えられます。初めての来場時は、よりスムーズに見学が進むように、ぜひ事前の予約をおすすめします。
関連記事：「住宅展示場は予約なしでも見学可能！予約して行くメリットと活用法は？」
見学の流れは？所要時間はどれくらい？
住宅展示場の回り方に特に決まりはなく、自由に自分のペースで見学することができます。
とは言っても、初めて住宅展示場に訪れる際は、どのように回れば良いか戸惑うもの。とりわけ総合住宅展示場は、広い敷地内に多くのモデルハウスが並んでいるため、効率的に回るには事前にある程度計画を立てておく必要があります。
おすすめの回り方としては、はじめに総合案内や受付に立ち寄って場内マップをもらい、優先順位を決めます。初めての見学の場合、モデルハウス一棟あたり1〜2時間程度の所要時間を見込んでおくと良いでしょう。
なお、私たち利府ハウジングギャラリーと大崎エルハウジングの総合案内では、「どう回ればいいの？」「希望に近いハウスメーカーを教えてほしい」などご相談・ご質問にもお答えしております。初めて住宅展示場を訪れる場合でも安心してご来場ください。
初めての住宅展示場でチェックしたい5つのポイント
次に、初めて住宅展示場で見学する際に、ハウスメーカー・工務店各社に確認しておきたいチェックポイントを5つご紹介していきます。
チェックポイント①：お金がいくらかかるのか？
マイホームを建てる際、はじめに明確にしておかなければならないのは「予算」です。
家づくりには、建築費用の他にも、土地の費用や契約などにかかる諸費用、ローンの金利、引っ越し費用など、さまざまな費用が発生します。
住宅ローンの利用を検討していても、契約時に発生する諸費用などは現金での支払いが求められるので、準備できる現金や、住宅ローンの借入額目安を把握しておくと比較検討する際に役立ちます。
その上でチェックしたいポイントは「坪単価の目安」です。坪単価を押さえておけば他の費用が計算しやすくなりますので、各社を回る際に坪単価の目安について聞いてみましょう。
関連記事：「【事例あり】家を建てるのに貯金はいくら必要？初期費用を抑えるコツも！」
チェックポイント②：契約から引き渡しまでの期間は？
契約から引き渡しまでの期間は、各社によって差があります。そのため「いつまでに引っ越しがしたい」という理想のスケジュールがあれば、初めての来場時でもぜひ確認しておきたいところです。
契約から引き渡しまでの一般的な期間は、通常6か月〜12か月程度かかります。さらに土地探しを含めると、全体でかかる期間は1年〜1年半程度が目安となります。
この他にも、資金調達や資材調達、契約、検査などで期間が延びる可能性があるので、モデルハウスを回る際はトータル期間の目安についても聞いておくと良いでしょう。
関連記事：「家を建てるにはどれぐらいの期間がかかる？工程ごとにかかる時間について」
チェックポイント③：ライフスタイルに合った間取りは？
家づくりを検討し始めた頃は、具体的な間取りなどがイメージしにくいものです。間取りを決定するには、生活動線や必要な収納スペース、家族構成の変化、将来的なライフイベントなどを把握し、そこから譲れないポイントや取り入れたいアイデアを出し、優先順位をつけていきます。
これらを踏まえた上で住宅展示場を回ると、各社の考えや提案が比較しやすくなりますし、視野や選択肢も広がるでしょう。
関連記事：「家を建てる時の間取りの決め方は？注文住宅でやりがちな失敗例と注意すべき2つのポイントを紹介」
チェックポイント④：どんなデザインが好みか？
ハウスメーカーによっては、用意されているいくつかのデザインスタイルの中から選ぶというケースがあります。のちのち「イメージしていたデザインと違う……」とならないように、各社のデザイン傾向についても、初めての来場時にチェックしておきたいポイントです。
また、デザインスタイルに加えて、過去の施工事例を見せてもらうのもおすすめです。実際の施工事例を見ることで、自分の好みやライフスタイルに合ったデザインが、より具体的にイメージしやすくなります。
関連記事：「注文住宅の外観の決め方を解説！失敗しないおしゃれなデザインのコツや注意点も」
チェックポイント⑤：どんな設備や性能が欲しいか？
家づくりを始めて多くの人が悩むのが、住宅の設備や性能にどれだけお金をかけるか？という問題です。
家の性能とは、断熱性能や耐震性能、気密性能を指します。これらの性能は住まいの快適性や安全性、エネルギーコスト、メンテナンスコストに直結する要素で、補助金の要件にも関わってきます。
また設備に関しても、メーカーやグレードによって機能性やデザイン、価格が異なります。例えばキッチンひとつ取っても、食器洗い乾燥機やタッチレス水栓、ハンズフリー水栓などさまざまな機能があり、素材や色も幅広い選択肢があります。
いわゆる高級住宅や高性能住宅といわれる住宅は、高断熱・高気密・耐震・ハイグレードな設備を標準仕様としていることが多く、反対にローコスト住宅と言われる住宅は、必要最低限の性能・設備を標準仕様としていることが多い傾向です。
依頼先の選定を間違えると希望する性能・設備が実現できない恐れがありますので、初めての来場時でも積極的に聞いてみると良いでしょう。
関連記事：「住宅展示場の回り方は？見学の前後にすべきことやポイントを紹介！」
住宅展示場に持っていくと便利なもの
住宅展示場では、記録用のカメラやメジャー、筆記用具、そしてA4サイズのカタログが数冊入る大きめのカバンがあると便利です。
なおモデルハウスへは靴を脱いで入室するので、着脱しやすく、履き慣れた靴で行くのが良いでしょう。また階段の上り下り時に他の来場者やスタッフと入れ違うこともあるため、丈の短いスカートはあまりおすすめしません。
関連記事：「住宅展示場を訪れる際はどんな服装がいい？あると便利な持ち物も紹介」
住宅展示場での見学マナーや注意点
モデルハウスを見学する際は、傷が汚れがつかないように注意を払いましょう。家族で訪れる場合は、子どもが家具などによじ登ったり、勝手に設備を使ったりしないように、気を配る必要もあります。会社によっては見学中に子どものお世話をしてくれるケースもあるので、子連れで不安な人は、事前に確認してみることをおすすめします。
また、記録用にメジャーで測ったり写真撮影したりする行為は基本的にOKなのですが、許可を得ずにするのはよくありません。マナーと節度を守って、有意義な時間を過ごしましょう。
初めての住宅展示場でも安心！利府ハウジングギャラリーへ
今回は、初めて住宅展示場に訪れる方に向けて、住宅展示場の基本的な知識や、チェックしておくと今後の家づくりに活かせるポイント、注意点などをご紹介しました。
私たちアルスが運営する総合住宅展示場「利府ハウジングギャラリー」と県北唯一の総合住宅展示場「大崎エルハウジング」では、初めてご来場される方でも安心して見学いただけるように、総合案内にてさまざまなご相談を承っております。ぜひご活用くださいね。
なお、ご来場の際は混雑や待ち時間を回避するために、事前のご予約をおすすめしております。ご予約がない場合は、オープン直後の早い時間帯（9〜10時頃）だと比較的空いている傾向ですので、効率良く見学されたい方はご検討ください。
個性豊かなモデルハウスで理想の家づくりをサポート
私たち株式会社アルスは、宮城県にて東北最大級の総合住宅展示場「利府ハウジングギャラリー」と県北唯一の総合住宅展示場「大崎エルハウジング」を運営しています。
敷地内には、各ハウスメーカー様が自信を持ってお届けする個性豊かなモデルハウスと、お客様の展示場見学や家づくりを幅広くサポートするセンターハウスを完備。
宮城県で注文住宅の購入をお考えの方、また将来的にマイホームを建てたいけど、何から始めたらいいのかわからないという方も、まずはお気軽に私たちの展示場へお越しください。
家族にとって理想的な家づくりを実現するために、大きな一歩を踏み出すお客様を全力でサポートします。
