注文住宅を建てる方必見!やってよかった家づくりアイデア集20選

注文住宅を建てるなら、家族の暮らしが少しでも楽しくなるような間取りにしたいですよね。
しかし、家族の生活動線・家事動線を具体的にイメージし、適切な間取りを設計していくのは、家づくりのプロでなければ難しい作業でしょう。
そこで今回は、多くの家づくり経験者が「やってよかった」と感じている家づくりアイデアについて、玄関回りとLDK、収納の3つのカテゴリ別に計20個紹介していきます。
最後まで確認し、ご自身の家づくりに活かせそうなアイデアがあれば、ぜひ取り入れてみてください。

目次

玄関回りの家づくりアイデア集

玄関回りの家づくりアイデア集
まず、家族をはじめ、建物を訪れるすべての方が通ることになる玄関周辺の家づくりアイデアを6つ紹介していきます。

家族専用と来客用、2つの玄関を作る

框(かまち)と部屋への通路を分ければ、ドアが1つだけでも、家族用と来客用の2つの玄関を作ることができます。
また家族用の玄関に収納スペースを作り、そこに荷物や子どものおもちゃ、靴をしまって壁や目隠しを設置すれば、いつでもすっきりとした玄関でお客様を迎えられるでしょう。

玄関横にシューズクロークや土間を設置する

人が出入りしたり、靴を履くスペースとは別に、ウォークインのシューズクローゼットや土間のスペースを確保しておくと、屋外用のおもちゃやアウトドアグッズ等もしまえて便利です。

採光と換気用に、大きめの窓を付ける

玄関ドアの横に大きめの窓を設置すると、光と風の通り道ができ、明るい印象になります。

玄関横に、小さな手洗い場を設置する

子どものいるご家庭や、感染症対策に注力したいというお宅の玄関には、手洗い用の小さな洗面台を設置すると良いでしょう。

間接照明を使い、落ち着いた空間を演出する

自宅を訪れる人にほっとしてもらいたいという方は、玄関照明に間接照明を採用して、暖かく落ち着いた雰囲気にするのがおすすめです。

玄関横にガレージを設置すると雨の日も安心

玄関の前にガレージを隣接させると、雨の日でも濡れることなく家と車を行き来できます。
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LDK回りの家づくりアイデア集

LDK回りの家づくりアイデア集
続いて、食事から団らんまで、家族みんなで長い時間を過ごすことになるリビング、ダイニング、キッチンで使える8つの家づくりアイデアを見ていきましょう。

玄関からキッチン、パントリーへの動線を作る

他の部屋や廊下を通らなくても、玄関から直接キッチン、パントリーへ行ける間取りにしておくと、買い物から返ってきた後の食料品の収納・整理が楽になります。

冷蔵庫も置けるように、パントリーを広く取る

パントリーに冷蔵庫を設置すれば、常温保存が可能な食品・冷蔵保存が必要な食品のいずれも管理しやすくなる上、生活感を隠し、キッチンをすっきりとおしゃれに見せられます。

子どもたちの勉強、遊びの様子を見通せる設計に

リビングやダイニングは、小さいお子さんにとっては遊びや勉強の場にもなります。
作業をしながらでも子どもの様子を確認できるように、キッチンはオープンスタイルに、隣接する書斎には小窓を設ける等して、リビングやダイニングを見通せるデザインにしましょう。

キッチンには「見せる収納」スペースを作る

食器や日用品をインテリアと捉え、あえて見えるように飾り、収納する手法もあります。
お気に入りの食器や、よく使う調理器具を出し入れしやすくなるというメリットもあるので、キッチン回りの収納スペースの一つとして活用しましょう。

コントロールパネル類は、ニッチに格納する

LDKの壁に散らばりがちなエアコンや給湯器、照明等のコントロールパネルは、一か所に集め、壁をくぼませて作る「ニッチ」の中に収めて、見えにくくなるように配置しましょう。

スキップフロアや階段下を空間として活用する

限られたスペースを少しでも広く使うには、家の中の高低差を利用するのもおすすめです。
階段下のデッドスペースは、子どもの遊び場や収納として活用できる他、小上がりやスキップフロアであえて高低差を作れば、空間を有効活用できます。

仕切りや壁の一部を窓にして、開放感と光をプラス

外や中庭に繋がる壁、または部屋を仕切る壁の一部をガラス窓にすると、圧迫感が軽減され、部屋が明るく開放的に感じられるようになります。
すりガラスやカーテンを上手に使えば、隣の部屋や外からの視線も気にならないでしょう。

中庭を作り、壁面の窓を開放できるようにする

「家を建てるなら庭が欲しい」と考えていても、道路や隣の家との距離が近い土地では、人目や子どもの安全面が心配ですよね。
そこでおすすめしたいのが、インナーガーデンとも呼ばれる中庭を設置すること。四方を壁と建物で囲っているため人目を避けられますし、日当たりと子どもの遊び場を確保できます。

リビングから続くテラスは、コンクリートかタイル仕上げに

屋外にテラスを設置するときは、ウッドデッキに比べて腐食しにくく、メンテナンスも簡単なコンクリート仕上げ、またはタイル仕上げにするのがおすすめです。
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収納に関する家づくりアイデア集

収納に関する家づくりアイデア集
最後に、収納の数や位置、大きさ、形についての家づくりアイデアを6つ紹介していきます。

脱衣所と洗濯室、ウォークインクローゼットを動線上に置く

お風呂場と脱衣所、洗濯室、ウォークインクローゼット、そして洗濯物を干す庭やベランダへの出入口を一直線上に結んだ間取りにすると、毎日の洗濯と取り込み、収納が楽になります。

脱衣所の収納を増やし、洗面所と分けて生活感を隠す

一般的に、脱衣所と洗面所は一室にまとめられ、隣り合って作られることが多いです。
しかし、お客様が使う可能性もある洗面所の近くに家族の洗濯物が溜まっていては、急な来客時に慌てることになるかもしれません。
洗濯物や脱衣所をお客様に見せないようにしたいなら、脱衣所と洗面所は完全に別室にするか、洗濯機置き場の周辺に収納と扉を作り、洗濯物や洗濯用品を隠してしまいましょう。

時短のため、ウォークインクローゼットは寝室横に設置する

ウォークインクローゼットは、寝室のすぐ横に設置すると、身支度の時間短縮に役立ちます。

一部屋分のスペースを使い、ファミリークローゼットを作る

家族全員分のクローゼットを一か所にまとめると、毎日の洗濯物の収納が楽になります。
子どもが小さい、またはクローゼットは共用で良いと家族から同意が取れている場合は、思い切って一部屋分のスペースをファミリークローゼットにしてもいいかもしれません。

子ども部屋の収納スペースは、ロフトを活用して作る

子ども部屋が狭くなってしまった場合は、ロフトを設置して高低差を出すのがおすすめです。
空間を有効活用できる上、子どもが小さいうちは、良い遊び場にもなってくれるでしょう。
関連記事:「新築の家づくりで後悔したことをランキング形式で解説!住宅のプロが教えるTOP5とは?

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