ハウスメーカーに資料請求するには?おすすめのタイミングや方法、注意点を学ぼう

ハウスメーカーへの資料請求は、自宅にいながら始められる家づくりへの大きな一歩です。
そこで今回は、東北最大級の住宅展示場を営む私たちアルスが、ハウスメーカーに資料請求をする方法やおすすめのタイミング、読んでいく上での注意点について、まとめて解説。
併せて、ハウスメーカーへ資料請求することのメリット・デメリットも紹介していきます。
これから家づくりを始めようという方、また家づくりへの第一歩としてハウスメーカーへの資料請求をお考えの方は、ぜひ参考にご覧ください。

ハウスメーカーに資料請求する方法は3つ

ハウスメーカーに資料請求する方法は3つ
ハウスメーカーへ資料請求をし、各社のカタログを入手する方法には、以下の3つがあります。

  1. 住宅展示場を訪れ、モデルハウスで受け取る
  2. 各ハウスメーカーの公式サイトから請求する
  3. 一括請求サイトを利用する

一つ目は、数社~10社以上ものハウスメーカーや工務店がモデルハウスを展示する住宅展示場に来場し、モデルハウスを見学の上、営業担当から直接カタログを受け取る方法です。
この方法には、実際にハウスメーカーが建てた家に触れ、営業担当から話を聞いた上で資料を持ち帰れるという利点がありますが、時間を作り、自ら住宅展示場を訪れる必要があります。
そのため、実物の家や、営業マンの対応を見てから資料を持ち帰るかどうか決めたいという方、資料請求のためにある程度の時間を割ける方には、おすすめの方法と言えるでしょう。
二つ目は、ハウスメーカー各社が運営する公式サイトから、資料送付を申し込むというもの。
そして三つ目は、複数社のハウスメーカーや工務店の資料を請求できる「カタログ一括請求サイト」を利用し、資料を取り寄せる方法です。
二つ目、三つ目の方法は、いずれもインターネットを介して資料請求を行うため、24時間365日いつでも都合の良いタイミングでカタログを取り寄せられるところが、最大の魅力でしょう。
関連記事:「住宅展示場は予約なしでも見学可能!予約して行くメリットと活用法は?

ハウスメーカーのカタログには、いくつかの種類がある

ハウスメーカー各社は、お客様へ自社の家づくりについて詳細に伝えるため、以下のような複数種類のカタログを用意しています。

  • 総合カタログ:会社概要や企業理念等も含めたハウスメーカー全体に関する資料
  • 住宅商品カタログ:自社の住宅商品について、対応可能なバリエーションを示す資料
  • 技術カタログ:耐震、免震、断熱性能等について、自社の技術力や得意分野を示す資料
  • 実例カタログ:実際に施工した家について、オーナーの体験談も交えて紹介する資料
  • その他:家づくりに役立つチェックリストやノート、コラム  等

ひと口に資料と言っても、その内容や種類にはさまざまなパターンがあること、また、場合によっては請求するカタログの種類を選ぶ必要があることも併せて知っておきましょう。

ハウスメーカーに資料請求する時の流れ

ハウスメーカーに資料請求する時の流れ
ここからは、ハウスメーカーに資料請求する際の具体的な流れについて紹介していきます。

住宅展示場を訪れ、モデルハウスで資料を受け取る場合

まず、住宅展示場でハウスメーカーの資料を受け取る場合は、以下のような流れになります。

  1. モデルハウスへ行き、アンケートや受付用紙に必要事項を記入する
  2. ハウスメーカーの営業担当と一緒に、モデルハウス内をひと通り見て回る
  3. お客様の要望に合わせ、家づくりについての簡単な打ち合わせを行う
  4. カタログを受け取り、必要なら次回打ち合わせの約束をする

なお、住宅展示場では、簡単な見学と説明のみを受けて資料を持ち帰ることも可能です。
ゆっくりモデルハウスを見学する時間が取れない場合は、来場時に営業担当へその旨を伝え、資料をもらうと良いでしょう。
関連記事:「住宅展示場は見学だけしてもいい?所要時間や見方のポイントとは

ハウスメーカーの公式サイトから資料請求する場合

続いて、ハウスメーカーの公式サイトから資料請求をする際の流れは、以下の通りです。

  1. サイトのトップページから、資料やカタログ請求のページへ移動する
  2. 名前、住所、連絡先、家族構成、おおよその年収、予算等の個人情報を入力
  3. 必要に応じ、送ってもらうカタログの種類と数を選択し、請求完了

近年では紙製のカタログを送付してもらう他、公式サイトからPDE形式のデジタルカタログをダウンロードし手元に資料を集める方法もあるので、覚えておくと良いでしょう。
なお、この場合はハウスメーカーごとに個人情報を入力しなければならないので、多少の手間は必要です。

一括請求サイトを利用して、資料請求する場合

最後に、一括請求サイトから資料請求をする際の流れについて、以下に説明します。

  1. サイトのトップページから、カタログを請求するためのページへ移動
  2. エリアや価格帯、構造、間取り等の大まかな条件からハウスメーカーを検索
  3. ヒットしたハウスメーカーの中から、資料を取り寄せたいメーカーを選ぶ
  4. 規定の会社数、冊子数の範囲で複数社のメーカーを選択し、資料請求する

一括請求サイトの場合は、一つのサイトから複数のハウスメーカーへ資料請求ができるため、何度も個人情報等を入力する必要がありません。
なお、大小さまざまなハウスメーカーがある中で、一括請求サイトから資料請求ができるメーカーは一部のみですので、注意しましょう。

ハウスメーカーに資料請求をするメリット

ハウスメーカーに資料請求をするメリット
具体的な方法と流れがわかったら、ここからは、ハウスメーカーに資料請求することでお客様にどのようなメリットがあるのかを見ていきましょう。

家づくりについて楽しく学び、知識が付けられる

ハウスメーカー各社が製作した資料は、どれも見るだけで楽しい気分になるものばかりです。
きれいな新築の建物やおしゃれなインテリア、設備、そこで暮らす幸せそうな家族の写真。
そして、家づくりに関するメーカーのこだわりや考え方、技術力の高さを伝える内容のカタログを眺めていると、家づくりに関する知識と意欲が自然と高まってくるでしょう。

家づくりの実例や、経験者のレビューが見られる

ハウスメーカー各社が発行する資料の中には、実例紹介をはじめとした「顧客の家づくり体験談」が、必ずと言っていいほど含まれています。
どのような想い・流れで家づくりを進めたのか、重要視したポイントはどこだったか、ハウスメーカーの決め手は何だったのか。
体験談を読むだけでも、これから家づくりに臨む方には、とても参考になるでしょう。

希望する間取りやデザイン、工法等が見えてくる

カタログの写真や間取り図、工法等についての説明を読んでいると、漠然としていた家のイメージが具体的になったり、ご自身の家づくりの条件が明確になってくることがあります。
ご自身が住みたい家がわからないという方や、どのような工法・技術を採用すべきかわからないという方ほど、ハウスメーカーの資料から発見が得られるでしょう。

ハウスメーカーに資料請求をするデメリット

ハウスメーカーに資料請求をするデメリット
対して、ハウスメーカーへ資料請求することには、以下のようなデメリットがあります。

一度にたくさんの情報に触れるため、混乱する可能性がある

短期間で複数のハウスメーカーから資料を取り寄せ、すべてに目を通そうとすると、かえって頭が混乱する恐れがあります。
読んでいるうちに、どのハウスメーカーのカタログかわからなくなってきたら、少し休憩して情報を整理してみましょう。

標準仕様の範囲がわかりにくく、理想が上がる恐れがある

カタログの写真には、標準仕様ではなく、追加費用が必要なオプションプランの工法や資材、設備を使ったものが少なくありません。
ハウスメーカーから取り寄せた資料を参考に家づくりのプランを練る場合は、ご自身の予算と標準仕様、オプションの範囲をしっかりと把握した上で、内容を見ていきましょう。

メーカーによっては、必要以上の営業をされるかもしれない

ハウスメーカーへ資料請求する際には、お客様の住所と名前、電話番号の開示が必要です。
そして、ハウスメーカーの中には資料請求時に獲得した個人情報をもとに、メールや電話、訪問での営業活動を実施するところもあります。
近年では、お客様の意に反して執拗な営業をするハウスメーカーは少なくなりましたが、そういう可能性があるということは知っておきましょう。
関連記事:「住宅展示場で相手にされない人とは?特徴と見学前にできる対策を解説

ハウスメーカーへ資料請求するのにおすすめのタイミング

ハウスメーカーへ資料請求するのにおすすめのタイミング
効率的に、楽しく家づくりについて学ぶきっかけとなるハウスメーカーへの資料請求ですが、いつ頃行うのが良いのでしょうか。
私たちアルスが考える資料請求のベストタイミングは、「情報収集をしている段階」です。
具体的には、以下いずれかのタイミングでハウスメーカーへの資料請求を行い、各メーカーの家づくりへの考え方や方向性について、イメージを掴んでおくことをおすすめします。

  • 予算や場所の見当がついてきて、住宅展示場へ行く前
  • 住宅展示場へ行き、気になるハウスメーカーを見つけたら

なお、前者のタイミングであれば、ご自身の予算やこだわり、建設予定地等の希望から条件に合うハウスメーカーを探し、公式サイトや一括請求サイトから資料請求すると良いでしょう。
そして後者なら、モデルハウスを見学した上で資料を持ち帰れば、効率よく収集が進みます。
ハウスメーカーの資料を集めるのは楽しい作業ですが、目についたメーカーすべてに請求していては、資料が溜まるばかりで家づくりが滞るという事態にもなりかねません。
ここまでに紹介した内容を参考に、自身に合う方法とタイミングで資料を集めてくださいね。

ハウスメーカーに資料請求する際のポイントと注意点

ハウスメーカーに資料請求する際のポイントと注意点
資料請求を通じ、家づくりに関する情報収集を効率的に進めるには、一定の基準が必要です。
そこで、過度な資料の収集や混乱を防げるように、あらかじめ以下3つのポイントについて家族で確認しておくと良いでしょう。

  1. 予算と借り入れ可能額、建設予定地について
  2. その他、間取りや設備、デザイン等の譲れない条件について
  3. 過度な営業を避けたい場合は、請求時にはっきりと伝える

上記のうち、1と2はご自身の費用と条件に合うハウスメーカーの選定に役立ち、同時に、予算感の合わないメーカーへの資料請求や、必要以上に家への理想が膨らむのを防いでくれます。
そして3は、ハウスメーカーによる過度な営業活動から、ご自身を守るために必要なことです。
先述したように、近年ではお客様の意に反して営業活動を行うハウスメーカーはまずありませんから、あらかじめ明確に「NO」の姿勢を示せば、過度な営業を受けることもありません。
以下を参考にはっきりと意思表示をして、必要以上の営業をかけられないようにしましょう。

  • モデルハウスで資料をもらう場合は、アンケート用紙に「電話・訪問営業不要」と記入
  • 各種サイトで資料請求する場合は、フォームの備考欄に「電話・訪問営業不要」と記入
  • もし、望まない電話営業や訪問営業をされたら、初回の時点ではっきりと断る

関連記事:「見学前に要確認!住宅展示場で有意義に過ごすための注意点と準備のコツ

個性豊かなモデルハウスで理想の家づくりをサポート

私たち株式会社アルスは、宮城県にて東北最大級の総合住宅展示場「利府ハウジングギャラリー」と県北唯一の総合住宅展示場「大崎エルハウジング」を運営しています。敷地内には、各ハウスメーカー様が自信を持ってお届けする個性豊かなモデルハウスと、お客様の展示場見学や家づくりを幅広くサポートするセンターハウスを完備。宮城県で注文住宅の購入をお考えの方、また将来的にマイホームを建てたいけど、何から始めたらいいのかわからないという方も、まずはお気軽に私たちの展示場へお越しください。家族にとって理想的な家づくりを実現するために、大きな一歩を踏み出すお客様を全力でサポートします。

関連記事

見学予約はこちら
見学予約はこちら