家づくりのコンセプトは決めるべき?理想の注文住宅を実現するコンセプト作りのコツとは?

新築の注文住宅を建てるとき、「建てたい家のイメージが漠然としていて、なかなか方向性が定まらない」という方も多いのではないでしょうか。そんなときに役に立つのが、家づくりのコンセプトです。

あらかじめ家づくりのコンセプトを明確にしておくことで、家づくりの理想や価値観を共有しやすくなったり、一貫性のある家づくりが実現できたりと多くのメリットがあります。

この記事では、家づくりのコンセプトを決めるメリットやコンセプトの具体例について詳しく解説。ご自身に合うコンセプトを決める手順もあわせてお伝えしますので、思い描いた家を建てたい方はぜひご活用ください。

家づくりのコンセプトを決めるメリット

家づくりのコンセプトを決めるメリット
家づくりのコンセプトは必ずしも決めなければならないものではありません。しかし、最初にコンセプトを決めておくことで家づくりの方向性が定まるため、理想の住まいをより実現しやすくなります。

ここからは、家づくりのコンセプトを決めることで得られる主なメリットを、4つのポイントに分けてご紹介します。

【家づくりのコンセプトを決めるメリット】

  • 打ち合わせ時などに双方の認識に齟齬が発生しにくい
  • 家づくりの理想を共有しやすい
  • 一貫性のある間取りやデザインを実現しやすい
  • 判断に迷ったときの基準になる

メリット1:打ち合わせ時などに双方の認識に齟齬が発生しにくい

コンセプトを決めておく最大のメリットは、施工会社の担当者と認識の齟齬が生じにくくなること。営業担当者や設計担当者といった建築のプロと施主とでは、同じ言葉でも思い描くイメージが異なることが少なくありません。

事前にコンセプトを共有しておくことで、「どういう雰囲気にしたいのか」「何を重視したいのか」が明確に伝わり、打ち合わせがスムーズに進みます。担当者もそのコンセプトを踏まえた提案を行ってくれるため、理想の住まいをより形にしやすくなるでしょう。

メリット2:家づくりの理想を共有しやすい

コンセプトを決めておくと、ご家族全員で理想の住まい像を共有しやすくなります。家づくりでは、「こうしたい」「これは譲れない」と考えるポイントがご家族ひとりひとりで異なることがほとんど。

そのため、コンセプトがないまま話を進めると意見の食い違いや方向性のズレが生じやすくなります。あらかじめ共通のコンセプトを決めておけばご家族全員が同じゴールを見据えて話し合えるため、納得のいく家づくりが進めやすくなります。

メリット3:一貫性のある間取りやデザインを実現しやすい

家全体のデザインや間取りに一貫性を持たせやすくなることも、コンセプトを決めるメリットのひとつ。テーマが定まっていれば間取りや内装・外装、設備などの判断基準が明確になるため、統一感のある住まいを実現しやすくなります。

間取りやデザインの方向性に迷いがちな方ほど、最初にコンセプトを決めておくことで完成後の満足度を高められるでしょう。

メリット4:判断に迷ったときの基準になる

家づくりの途中で迷ったとき、コンセプトがあれば判断基準として活用できます。家づくりは決めることが多く、「どれを選ぶべきか」「どちらを優先すべきか」と迷う場面が必ず訪れます。

そんなときコンセプトが明確であれば、その選択が家のテーマに合っているかを冷静に見極められるのです。迷ったときに立ち返る基準になるという意味でも、コンセプトを決めておくと安心です。

関連記事:「家を建てる時の不安の正体とは?注文住宅の購入前に知っておくべき原因と対処方法

家づくりのコンセプトの具体例

家づくりのコンセプトは「どんな暮らしをしたいか」を表す指針であり、明確にしておくことで理想の住まいを形にしやすくなります。

では、家づくりのコンセプトにはどのようなものがあるのでしょうか。具体例をまとめましたので、以下をご覧ください。

【家づくりのコンセプトの具体例】

  • 生活導線を重視した家
  • バリアフリーで住みやすい家
  • 家族がリビングに集まる家
  • 地震などの自然災害に強い家
  • ペットと暮らしやすい家
  • 趣味を満喫できる家
  • 家族のライフステージの変化にも対応しやすい家
  • 生活導線と収納にこだわった子育てしやすい家

家づくりのコンセプトはご家庭それぞれで内容が大きく異なりますが、どのコンセプトであっても「どんな家を建てたいか」「どんな暮らしを叶えたいか」という思いがしっかり伝わるものばかりです。

例えば「猫と暮らす家」ならドアや壁に猫専用の小さなドアを付けたり、高所に猫用階段を設置したりと内装の具体的なイメージが湧きます。「自然災害に強い家」であれば、台風や地震にも耐えられるような頑丈な家を想像できるでしょう。

このように、コンセプトがあれば住みたい家が具体的に想像しやすくなるのです。ご自身やご家族のみならず、施工会社の担当者とも方向性を共有しながら家づくりができるのは非常に大きなメリットです。

家づくりのコンセプトを決める手順

家づくりのコンセプトを決める手順
家づくりのコンセプトを決めるときは感覚や直感だけに頼るのではなく、考えを整理しながら段階的に進めることが肝心です。ここからは、家づくりのコンセプトを決めるための手順をわかりやすくご紹介していきます。

【家づくりのコンセプトを決める手順】

  1. 現在の住まいの不満点を洗い出す
  2. 理想の住まいのイメージを膨らませる
  3. 理想の暮らしについて家族で話し合う
  4. 優先順位を決める
  5. コンセプトを決定する

コンセプトを決める手順1:現在の住まいの不満点を洗い出す

まずは、今の住まいで感じている不満や不便な点を具体的に書き出すことから始めましょう。最初から理想ばかりを挙げてしまうと現実離れしやすく、本当に必要な機能や設備に気づくことができません。

不満点を明確にすることで、今の暮らしをどう改善したいかが具体的に見えてきます。例えば「収納が足りない」「キッチンが狭くて家族とすれ違うのが大変」といった日常の小さなストレスをリスト化すれば、理想の住まいの方向性を掴みやすくなるのです。

理想ではなく今の暮らしに感じる不満を出発点にすることで、より現実的で満足度の高いコンセプトを作りやすくなるでしょう。

コンセプトを決める手順2:理想の住まいのイメージを膨らませる

今の住まいの不満点をリスト化できたら、理想の住まいのイメージを膨らませましょう。このとき大切なのは、机上の空論にならないようにすること。写真や言葉だけではわかりにくい空間の広さや素材の質感、動線の使いやすさなどは、実物を見て初めて具体的にイメージできるからです。

施工会社のホームページやカタログを見るだけではなく、モデルハウスや住宅展示場に足を運べば、実際の雰囲気や導線の使いやすさを体感でき、暮らしのイメージがより具体的になります。情報が多ければ多いほど比較もできるため、よりご自身やご家族に合うコンセプトを見つけやすくなるでしょう。

なお見学に行くなら、複数のハウスメーカーや工務店が集まる総合住宅展示場がおすすめ。各社の特徴を比較できるうえ、コンセプトの悩みについてもプロに相談できます。有益な情報収集の場として、気軽に足を運んでみてください。

関連記事:「住宅展示場は見学だけしてもいい?所要時間や見方のポイントとは

コンセプトを決める手順3:理想の暮らしについて家族で話し合う

家づくりはご家族全員の暮らしに関わること。各々がイメージした理想の暮らし方についてご家族全員でしっかり話し合い、意見を擦り合わせていくことが大切です。

ひとりひとりの意見を共有することで、ご家族全員が納得できる方向性を見つけやすくなります。特に暮らし方の価値観が大きく違うまま進めてしまうと、後悔や不満に繋がりかねないため注意しましょう。

コンセプトを決める手順4:優先順位を決める

理想の住まいの形が見えてきたら、家づくりの条件に優先順位を付けてコンセプトの土台を固めていきましょう。複数の要望がある場合は、どれが最も大切かをご家族で話し合って整理しておくことが重要です。

もし意見が上手くまとまらないときは、ハウスメーカーや工務店の担当者に相談してみるのもおすすめです。経験豊富なプロの視点から、優先順位の付け方や実現可能なバランスを丁寧にアドバイスしてもらえるでしょう。

コンセプトを決める手順5:コンセプトを決定する

これまで整理した情報をもとに、家づくりのコンセプトを一文で表現してみましょう。言語化してまとめることで家づくり全体の軸がはっきりし、打ち合わせや設計の際にも迷いがなくなります。

例えば「自然を感じながら暮らせる木の温もりの家」「共働き夫婦が快適に過ごせる家事動線重視の家」など、一言で伝わるフレーズにすると良いでしょう。

完成したコンセプトは家づくりの方針です。迷ったときには常に立ち返る指針として活用してください。

長く住むことを前提にコンセプトを決めることが大切

理想の住まいを思い描きながら「家づくりのコンセプト」を決めることは、家づくりの第一歩です。

ただし、コンセプトを活用する際は事前に「妥協できる点」と「どうしても譲れない点」を整理し、優先順位を決めておくようにしましょう。何故なら予算や工法・構造によって、全ての希望を実現できない場合も少なくないからです。

また、家はこれから何十年も暮らしていく場所です。流行のデザインや一時的な好みだけでコンセプトを決めてしまうと、時間が経つにつれて「時代に合わない」「暮らしに合わない」と感じるようになるかもしれません。

だからこそ、家づくりでは長期的なビジョンをもとに、ご自身やご家族の暮らしに寄り添うコンセプトを考えることが大切です。暮らしのイメージが湧かないときは住宅展示場へ見学に行くなど、判断材料を増やしてみるのも良いでしょう。

まずはご家族で、「どんな暮らしを叶えたいか」をじっくり話し合うことから始めてみてください。

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