住宅展示場を見学する際の流れ・所要時間は?効率よく回るためのポイントも

住宅展示場でモデルハウスを見学する場合の所要時間は、どのくらいが目安なのでしょうか。
そこで今回は、東北エリアで総合住宅展示場を営む私たちアルスが、住宅展示場を見学する際の一般的な流れや所要時間の目安、平均的な滞在時間等について解説していきます。
併せて、住宅展示場内での過ごし方によってどのように所要時間の目安が変わってくるのか、住宅展示場での時間を効率よく、有意義に過ごすためのポイントについても紹介します。
将来的にマイホームを購入したいと考えている方など、少しでも注文住宅や新築一戸建ての建築・購入に興味があるという方は、ぜひ参考にご覧ください。

住宅展示場を見学する際の所要時間の目安は?

住宅展示場を見学する際の所要時間の目安は?
まずは、モデルハウス1棟あたりを見学するための所要時間の目安から、住宅展示場を回るのにどのくらいの時間が必要になるのかを探ってみましょう。
総合住宅展示場において、モデルハウス1棟を見学する際の大まかな流れは、以下の通りです。

住宅展示場のモデルハウスを見学する際の一般的な流れ

  1. まずは受付用紙、またはアンケートに必要事項を記入する
  2. ハウスメーカー・工務店の営業マンと挨拶し、モデルハウスの見学を開始
  3. 営業マンからの説明を聞きながら、モデルハウスをひと通り見て回る
  4. お客様のご希望によっては、簡単な打ち合わせやお見積もり、質疑応答を行う
  5. カタログ等の資料をお渡しし、次回打ち合わせの約束等をして終了
    (※会場によっては、最後にアンケート記入を行うこともあります)

上記のうち、そのモデルハウスを建てたハウスメーカー・工務店の営業担当とともに家の中を見学して回る工程は1〜3までであり、一連の所要時間の目安は30〜40分だとされています。
見学後、お客様のご希望に合わせて簡単な打ち合わせや設計、お見積もり、質疑応答や資料のお渡しなども行う場合には、上記の1〜5までの工程で合計1〜2時間かかるのが一般的です。
関連記事:「住宅展示場は見学だけしてもいい?所要時間や見方のポイントとは

住宅展示場における見学の所要時間は1~2時間が目安

住宅展示場でモデルハウス1棟を見学する際の所要時間は、お客様が住まいの見学だけをされたいのか、その後の打ち合わせや質疑応答まで希望されているのかによっても変わってきます。
ただ、私たちが運営する利府ハウジングギャラリーをはじめとした総合住宅展示場では、新規のお客様がモデルハウス1棟の見学にかける所要時間は1〜2時間というケースが多いように思います。また当初は見学だけのつもりだったものの、建物を見て回っているうちに興味や疑問が湧き、その後の質疑応答や打ち合わせをしたくなるということも考えられるでしょう。
以上の理由から、住宅展示場における見学の所要時間は、最低でも1〜2時間程度と見込んでおくことをおすすめします。

住宅展示場の見学所要時間は、過ごし方によっても変わる

住宅展示場の見学所要時間は、過ごし方によっても変わる
住宅展示場では、土日祝日等の週末をメインに、お子様を含む家族みんなで楽しめるイベントやワークショップ、ショーの他、家づくりにまつわるセミナー等を頻繁に開催しています。
そのため、住宅展示場にはモデルハウスの見学だけでなく、イベントやセミナーへの参加と見学の両方を目的に来場される方も多くいらっしゃいます。つまり、住宅展示場での滞在時間や見学所要時間は、来場目的や場内での過ごし方によっても、大きく変わってくるのです。
そこで以下からは、来場目的や過ごし方別に住宅展示場の所要時間目安を紹介していきます。

イベント参加と見学をする場合の所要時間の目安

モデルハウスの見学とイベント参加の両方を目的に来場する場合は、モデルハウスの見学に必要な1〜2時間とイベント参加に必要な時間の合計を、所要時間と考えれば良いでしょう。
例えば、お子様向けのヒーローショーやワークショップに参加したい場合は、それぞれのイベントの所要時間に1〜2時間プラスして考えておけばOKです。ただし、お子様向けのイベントは人気が高く、観覧・参加するための整理券配布の際にさらに30分程度の待ち時間が発生する可能性があります。事前に観覧や参加に必要な手続き、条件などについて調べておきましょう。
なお、住宅展示場で開催されるイベントの中には、入場者全員が参加・特典の受け取りが可能なもの以外に、モデルハウスの見学やアンケート回答を参加の条件にしたものもあります。
また、参加の権利や特典を得られるのが先着順で、上限数に達し次第イベントの案内や特典の配布を終了するケースもあるため、イベント目的で来場する際は、早めに入場しましょう。

モデルハウスを複数見学する場合の所要時間の目安

先述した通り、住宅のプロである各社の営業担当とモデルハウス1棟をじっくり見学するには、1〜2時間が必要です。そのため、総合住宅展示場で複数のモデルハウスを見学する際の所要時間は、1〜2時間×見学軒数でおおよそ計算できます。
2棟見学するなら2〜4時間、3棟見学予定なら3〜6時間が所要時間の目安となりますが、食事やトイレ休憩が必要になることも踏まえ、時間に余裕を持たせたスケジュールを立てましょう。
関連記事:「住宅展示場へ行くメリット・デメリットとは?会場の探し方と見学準備のポイント

お子様と一緒に見学をする場合の所要時間の目安

小さいお子様が一緒の場合、モデルハウスの見学中に機嫌や体調が悪くなってしまい、早めに切り上げざるを得なくなるということも考えられます。また、大人だけで住宅展示場を訪れる場合に比べて、リフレッシュやトイレのための休憩時間がたくさん必要になるでしょう。
そのため、お子様も含め家族みんなで総合住宅展示場を見学する際には、モデルハウス1棟あたりの見学所要時間を通常より短く、そして休憩時間は長く見込んでおくことをおすすめします。
具体的には、モデルハウス1棟あたりの見学時間は1時間前後、複数棟見学する場合の休憩時間は、それぞれ見学前後に30分ずつを目安として所要時間を考えてみると良いかもしれません。

住宅展示場の平均的な滞在時間の目安は?

ここまでに見てきた通り、住宅展示場に来る目的も場内を見学するための所要時間も、お客様によって大きく異なります。
そのため、一概に平均的な滞在時間をお伝えすることは難しいですが、イベントだけの参加やモデルハウス1棟の見学のみを目的に来場する場合には、1〜2時間と言ったところでしょう。
一方で、複数のモデルハウスを見学することや、イベントと見学など複合的な目的で来場する場合における総合住宅展示場の滞在時間は、3時間以上になることも珍しくありません。
ご自身が住宅展示場へ行く際の滞在時間目安が知りたい場合は、誰と、どのような目的で展示場へ行くのかをもとに、目的達成のための所要時間から滞在時間を見積もってみてください。

住宅展示場で有意義な時間を過ごすためのポイント

住宅展示場で有意義な時間を過ごすためのポイント
最後に、限られた滞在時間の中で効率よくモデルハウスの見学や家づくりに関する情報収集を行い、住宅展示場での時間を有意義に過ごすためのポイントを6つ紹介していきます。
これから住宅展示場へ足を運ぶ予定があるという方は、ぜひチェックしてくださいね。

効率よく見学したいなら「事前予約」がマスト

住宅展示場のモデルハウスは、以下いずれかの方法で事前に見学予約することができます。

  1. 総合住宅展示場ホームページの出展企業一覧から、見学したい施工会社を選んで予約
  2. 各ハウスメーカー・工務店の公式サイトから、行きたい住宅展示場を探して予約

事前予約をした上でモデルハウスを見学すると、施工会社側から「購入意欲が高い顧客」だと見なされるため、経験豊富な営業マンが担当につく可能性が高くなります。また待ち時間なしで、丁寧な接客・説明を受けながら見学できるため、モデルハウスの標準仕様や特徴、手掛けた施工会社の強みなどを理解しやすくなるでしょう。
特に、1日で複数のモデルハウスを効率よく見て回りたいと考えているなら、合間に休憩時間を設定しつつ、事前に2〜3社の施工会社に見学予約をしてから来場するのがおすすめです。

見学におすすめの時間帯は土日・平日とも午前中

一般的に総合住宅展示場は、休日か平日かにかかわらず、午前中の早い時間帯は空いている傾向にあります。特に、オープン直後は来場者数が少ないため、混雑を避けつつ予約なしでモデルハウスを見学したいという方は、朝からお昼までにかけて来場すると良いでしょう。
一方で午後以降、特に13時〜15時にかけては混雑することが多いため、注意が必要です。
また、総合住宅展示場のクローズ時刻に近い16時30分以降も、各モデルハウスの閉展間際の時間帯となるため、ゆっくり見学することが難しくなる可能性があります。
関連記事:「住宅展示場は予約なしでも見学可能!予約して行くメリットと活用法は?

次の予定がある場合は、はじめに担当者へ伝える

モデルハウスの見学時には、ハウスメーカー・工務店担当者による説明に熱が入ったり、打ち合わせが盛り上がったりして、思いがけず所要時間が長くなってしまうこともあるでしょう。
事前予約をした上で、効率よく複数のモデルハウスを見学して回りたい時は、あらかじめ担当者に「次の予定があるので、見学は〇時頃まででお願いします」などと伝えておくことをおすすめします。

お子様と行く時は見学するための準備を整えておく

先述した通り、お子様と一緒に総合住宅展示場へ行く際には、余裕を持ったスケジュールを立てること、イベントやショーに参加するため早めに入場することが望ましいとされます。
また併せて、モデルハウスの見学時に備品や設備を汚損したり、他のお客様とぶつかる等のトラブルを避けるために、事前に以下のような対策・準備をしておくと安心でしょう。

  • 来場予定の住宅展示場の託児所やキッズスペースの有無を調べ、利用を検討する
  • 授乳室やおむつ交換台など、子ども用設備の有無や位置についてあらかじめ調べておく
  • できるだけ複数人で子どもを見ていられるように、来場する日時や人数を調整する
  • 子どもから目を離さないで済むように、夫婦や家族間での見学中の役割を決めておく

関連記事:「住宅展示場で相手にされない人とは?特徴と見学前にできる対策を解説

スムーズに情報収集できるよう準備しておく

住宅展示場で効率よく情報収集するには、現状の要望や疑問点、不安点などについて整理しておくことも大切です。
自分たちが住居に求めること、譲れないことに優先順位をつけ、住宅性能やデザイン、予算、資金計画等について現時点で相談・質問したいことがあれば整理し、まとめておきましょう。
関連記事:「見学前に要確認!住宅展示場で有意義に過ごすための注意点と準備のコツ

当日は動きやすく、清潔感のある服装で行く

総合住宅展示場の敷地は広く、各社のモデルハウスも一般的な住宅より大きく作られていることが多いため、場内ではたくさん移動することになります。また、初対面の営業担当者と話す場でもあるため、来場当日は、以下の条件を満たす動きやすい服装を選びましょう。

  • 清潔感があってカジュアルなパンツスタイル
  • 履き慣れていて、脱ぎ履きがしやすい靴(ヒールの高い靴やブーツは避ける)
  • 階段の上り下りもあるため、靴下は滑りにくいものがベター

持ち物としては、資料を持ち帰るためのエコバッグや、モデルハウスの印象や寸法をメモするための筆記用具、メジャー、スマートフォンなどを用意しておくと便利です。
関連記事:「住宅展示場を訪れる際はどんな服装がいい?あると便利な持ち物も紹介(※リンク挿入)」

個性豊かなモデルハウスで理想の家づくりをサポート


私たち株式会社アルスは、宮城県にて東北最大級の総合住宅展示場「利府ハウジングギャラリー」と県北唯一の総合住宅展示場「大崎エルハウジング」を運営しています。
敷地内には、各ハウスメーカー様が自信を持ってお届けする個性豊かなモデルハウスと、お客様の展示場見学や家づくりを幅広くサポートするセンターハウスを完備。
宮城県で注文住宅の購入をお考えの方、また将来的にマイホームを建てたいけど、何から始めたらいいのかわからないという方も、まずはお気軽に私たちの展示場へお越しください。
家族にとって理想的な家づくりを実現するために、大きな一歩を踏み出すお客様を全力でサポートします。

関連記事

見学予約はこちら
見学予約はこちら