家づくりで重視すべきポイントには、どのようなものがあるのでしょうか?
一般的に、家を建てる際に多くの人々が重視するポイントには、予算、デザイン、立地条件、耐久性・耐震性、そして、将来のライフスタイルに合わせた機能性などが挙げられます。
これらのポイントをバランスよく検討し、自分たちの理想の住まいを作ることが大切です。
そこでこの記事では、家づくりの際には何を重視すべきなのか、東北最大級の総合住宅展示場「利府ハウジングギャラリー」や「大崎エルハウジング」を運営している私たちアルスがその経験をもとに独自のランキング形式でご紹介します。
この記事を参考にして、予算内で理想のデザインや機能を備え、安心して住み続けられる家づくりを目指しましょう。
家づくりで重視したいことランキング
家づくりって建物の話やお金の話、土地の話など、いろいろ考えないといけないことがありますよね。
ここでは、家を建てる人が一般的に何を重視しているのか、ランキング形式でお伝えしていきます。
5位:断熱性・気密性
家を建てる際、多くの人が「夏は涼しく快適に、冬はじんわりと温かい」というような住環境を求めています。
この理想的な住環境を実現するためには、断熱性・機密性の高さが重要なポイントになってきます。
具体的には、断熱性が高いと、外部からの気温が室内に伝わりにくくなり、逆に室内の熱が外部に逃げにくくなります。同様に、気密性が高いと、室内の空気が外部に漏れにくく、外部の空気が室内に入りにくいため、家の中に隙間風が入りづらくなります。
例えば、断熱性・機密性が高い家では、夏と冬に使用するエアコンの冷気や熱気が外に出て行きにくくなり、外の空気も家の中に入りにくいため、夏だと涼しい家、冬だと温かい家になりやすくなります。
このような特性により、高断熱・高気密の家は一年を通じて快適な住環境が維持できる上、冷暖房費も節約できるというメリットもあります。
4位:耐久性・耐震性
日本は地震の頻度が高い地域であるため、耐久性・耐震性の高さは家づくりの際に重視されることの一つです
まず、家づくりにおける耐久性とは、建物の構造材や外壁、内装、基礎などの主要な部分がどれだけ長く持つか、また劣化に対してどれだけ抵抗できるかといった性能のことを指します。
この耐久性を高めるためには、劣化しにくい材料の選定や適切な設計、そして建物の維持管理が耐久性の向上に繋がります。
次に耐震性とは、地震による揺れに対する性質で、これは耐震等級で表されます。この耐震等級には1〜3段階まであり、耐震等級3は最も高い耐震性を持ち、強い地震にも耐えることが期待されます。
また、2016年の熊本地震では、震度7の地震が2回続きましたが、耐震等級1、2の住宅では2回目の揺れで倒壊した建物が多く報告されました。一方で、耐震等級3の住宅では倒壊した建物は0だったと言われています。
つまり、建物が劣化すると耐震性も低下するため、耐久性の高さは耐震性の維持にもつながります。
このように、地震に強い家を建てるためには、耐震性と耐久性の両面からしっかりとした耐震対策を実施することが大切です。
3位:依頼先
家づくりにおいて、依頼先の選択は重視すべき重要なポイントです。一般的に、依頼先は大きくハウスメーカー、工務店、設計事務所の3つに分けられます。
・ハウスメーカー:ハウスメーカーは大手企業が運営し、土地の探し方から設計、施工まで一貫して提供できるため、基本的には手続きが円滑です。また、豊富な標準プランがあり、初めての家づくりでも安心感がありますが、標準仕様以外の要望が多い場合、追加料金が発生することもあります。
・工務店:工務店は主に地域に密着した中小企業が多く、提案力や柔軟性が強みです。個別対応がしやすく、予算や希望に柔軟に対応できるメリットがありますが、企業規模によっては、施工スケジュールが変動することがあります。
・設計事務所:設計事務所は専門的なデザインや設計に特化したプロが在籍しており、クリエイティブでオリジナルな提案が期待できます。また、個性的で他にはない家づくりが可能で、建物のデザインや機能性にこだわりたい方に適しています。ただし、他の形態に比べると手続きが複雑化しやすく、費用も他に比べてやや高めになる傾向があります。
これらの依頼先を比較し、自身の予算や理想の家づくりに合わせて選択することが重要です。
2位:立地
家づくりにおいて、どこに家を建てるのかも重視したいポイントです。
家を建てる場所は、以下5つの観点を重視して、自分たちの暮らしに合う生活環境のイメージを固めていきましょう。
・交通利便性:通勤や通学、買い物やレジャー施設へのアクセスが便利な場所が望ましいです。近くに公共交通機関があるか、自家用車でアクセスがしやすいかを確認しましょう。
・自然環境:自宅周辺の緑地や公園、景観が魅力的であることが、居住環境の質を高めます。快適な日常生活を過ごすために、自然の美しさを重視するのも良いでしょう。
・医療施設:近くに病院や診療所があることは、健康面での安心感をもたらします。緊急時に迅速に医療サービスが受けられるかどうかを確認しましょう。
・教育施設:子育て中の方は、近くに学校や保育園があることが重要です。教育機関の質や評判も考慮し、子供たちの教育環境を確認しましょう。
・買い物施設:日常の買い物が便利にできるかどうかも重視したいポイントです。スーパーや商業施設が近くにあると、生活がより便利になります。
これらの観点を踏まえ、自分たちのライフスタイルに合った理想の立地を見つけましょう。
1位:予算
家づくりにおいて最も重視すべきポイントは、予算に関する計画です。
家づくりをする際には、住宅費・生活費・教育費の3つの収支のバランスを考えて、現実的な予算を設定することが一般的です。
まず、自身がいくらまで借り入れが可能か、そしてどれくらいの予算で住まいを構築するかを具体的に把握しましょう。
また、将来的なイベントに備えて、子供の大学進学などでの出費や将来的な収入も考慮に入れ、緻密な計画を立てることも大切です。
このように、収支のバランスを考えて予算計画を立てることで、予算内での住まいづくりが実現しやすくなります。
なお、予算計画を立てる際には、自分達だけで考えるのは難しい…と感じる場合も多々あるため、ファイナンシャルプランナー等のプロによるアドバイスも受け入れながら、家づくりを進めることをおすすめします。
家づくりに何を重視すべきか悩んだら総合住宅展示場へ足を運んでみよう!
多くの人にとって、家づくりは人生の中で最も大きなプロジェクトであるため「何を重視すべきなのか…」と、悩むことも多いでしょう。
そのため、家づくりを検討する際は、実際に住む家のイメージが掴みやすい「総合住宅展示場」へ足を運んでみることをおすすめします。
総合住宅展示場では、ハウスメーカーや工務店が建てた複数のモデルハウスの中を見学することで、住み心地や気になる住宅設備の使用感を体験したりすることもできるため、これから実際に建てる家のイメージがしやすくなります。
また、総合住宅展示場では各社の営業担当者と直接対面で話をすることも可能なため、その場で疑問点などが解消できるのも魅力と言えるでしょう。
もし、家づくりに関する疑問や悩みがあるのなら、実際に住宅を見て触って確認できる総合住宅展示場を訪れてみてはいかがでしょうか?
個性豊かなモデルハウスで理想の家づくりをサポート
私たち株式会社アルスは、宮城県にて東北最大級の総合住宅展示場「利府ハウジングギャラリー」と県北唯一の総合住宅展示場「大崎エルハウジング」を運営しています。
敷地内には、各ハウスメーカー様が自信を持ってお届けする個性豊かなモデルハウスと、お客様の展示場見学や家づくりを幅広くサポートするセンターハウスを完備。
宮城県で注文住宅の購入をお考えの方、また将来的にマイホームを建てたいけど、何から始めたらいいのかわからないという方も、まずはお気軽に私たちの展示場へお越しください。
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