家づくりに夫婦喧嘩はつきもの?マイホームを建てる時の喧嘩の原因と解決策

新築の注文住宅など、家づくりをする時はいろんなことを決めていかなくてはいけません。
そこで意見が食い違い、「つい夫婦で喧嘩になってしまった…」なんて話を聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。
せっかく家を建てるなら、なるべく夫婦間での喧嘩を避けて円満に準備を進めたいもの。
そこで今回の記事では家を建てる時の喧嘩の原因やその解決策をご紹介したいと思います。
今まさに家づくりのことで悩んでいるという方や、これから新築住宅を建てることを検討しているという方もぜひ参考にしてみてください。

家づくりにおける喧嘩の原因ポイント

家づくりにおける喧嘩の原因ポイント
新築の家づくりをすることは人生においても重要な事柄であり、選択を迫られるシーンが数多くあります。
そんなプレッシャーの連続のなかで、ときには夫婦間で意見が衝突することも。
ここでは家づくりで喧嘩が起こりうるポイントを解説いたします。喧嘩を避けるためにも、これらのポイントを押さえておくとよいでしょう。

家づくりの喧嘩の原因①:予算

家づくりでまず大切なのが予算です。ここで意見や価値観が違えば、喧嘩勃発の原因に。
特に住宅ローンを組む場合は将来のことも考えて、誰もがナーバスになってしまうもの。「予算オーバーだけどどうしてもこの希望はかなえたい」というパートナーに対して、「予算がギリギリだと、後々の生活で支出に影響が出ないか不安」といった対立意見が起こることもありえます。
家を建てたあとは固定資産税などの支出も発生するため、無理のない予算計画が必要です。

家づくりの喧嘩の原因②:間取り

「20畳くらいの広いリビングに憧れる」「屋外BBQも楽しめるようなガーデンが欲しい」「部屋数を減らしてでもウォークインクローゼットは絶対必要」「寝室は朝陽が当たる東向きにしたい」…など、家づくりの要となる間取りへのこだわりは、人の数だけ存在します。
家族それぞれが理想やこだわりを持っているので、意見がぶつかることがあるのは当然です。
位置やスペースの有無で揉める人も多いので、優先順位や必要性を冷静に判断する必要があると言えるでしょう。

家づくりの喧嘩の原因③:内装やデザイン

内装やデザインは好みや趣味の問題ですが、生活をする上で満足度につながる大切なポイントです。
「洋風なインテリアに合う壁紙にしたい」「スタイリッシュで機能的な家にしたい」など、それぞれの意見を出し合いとことん話し合うのがよいでしょう。
自分たちの話し合いだけではイメージがつかみにくいため、資料や写真などを共有しながら進めていくとスムーズです。

家づくりの喧嘩の原因④:立地

「広い家がいいので都心から少し外れてもいい」「子どもの教育環境を考えてあの学区に住みたい」「スーパーや病院が近い場所にあってほしい」など、立地に対する意見も人によってさまざまです。
どのような立地に家を建てるかによって今後のライフスタイルに大きく関わってくるため、慎重に選ぶ必要があります。
交通の便や日当たり、広さなどの条件はもちろん、近隣の住民や環境など周辺の雰囲気も必ず確認するようにしましょう。

家づくりの喧嘩の原因⑤:住宅メーカー選び

家を建てるときに悩みがちな住宅メーカー選びも夫婦の意見の食い違いのきっかけに。
「大手メーカーを希望していたけれど、予算内では少し安っぽい印象に感じた」「夫が選んだ住宅メーカーの外観デザインが好みではない」など、選んだ後に後悔するパターンも多く見られます。
住宅メーカーによってデザインやこだわりも大きく変わってくるので、まずはいろんなメーカーを調べて自分たちに合ったところを検討する必要があります。

家づくりの喧嘩の原因⑥:家づくりへの温度差

家づくりのなかで大事に思っている項目の順列は人によって違うので、何が特に大切かなどの温度差で喧嘩になる例もよく見られます。
また逆に興味のないことに関しては、否定的になってしまう場合も。「キッチンはこの形がいいかな?」と相談を持ちかけたところ、相手から「どっちでもいい」と投げやりに返事されると悲しくなってしまいますよね。
家づくりは一つ一つを自分たちで決めていかなくてはいけないので、興味のないこともしっかりと話し合うようにしましょう。

家づくりの喧嘩の解決策は?

家づくりの喧嘩の解決策は?
最初はわくわくと楽しく取り組んでいたはずの家づくりが、なぜか夫婦の意見が合わずに気づけば喧嘩ばかりに…。
喧嘩が続くと憂鬱になり、最悪の場合「もう家づくりをやめてしまいたい」と後ろ向きな気持ちになってしまいかねません。
そんな事態に陥らないようにするためにも、ここでは家づくりにありがちな喧嘩の解決策を解説します。
喧嘩の解決策を客観的に知っておくことで、冷静になれることもあるかもしれません。

あらかじめ予算を相談

「ああしたい、こうしたい」と家づくりの理想をかなえていくと予算はどこまでも膨らんでいってしまいます。
家を建てた後に無理のないローン返済をするためにも、まずは頭金をどのくらい用意できるか、土地、家それぞれの予算はどのくらいか、住宅ローンはどのように組むかなど、予算計画を明確にしておきましょう。
決まった予算を把握していれば、何かに迷ったときもお互いの感覚を擦り合わせてスムーズに意見がまとめやすくなります。
予算がオーバーになりそうな時は、それが本当に必要かどうか、ほかに削れるところはないかなど、全体のバランスを見ながら修正しやすくなります。

使用頻度の高さを重視

間取りや設備などで悩んだ時は、誰がどのくらいの時間、どのくらいの頻度で使用するかを目安にするとよいでしょう。
例えば家族のなかでキッチンに立つ時間が男性の方が長い場合、男性の意見を優先することをルールとします。
こうして迷った時はどうするかをルール化することで、家づくりもスムーズに進めやすくなります。

複数比較してみる

家づくりでは住宅メーカーはもちろん、設備やデザイン一つ一つをどうするか相談をして決めていかなくてはいけません。
自分たちが決めたもので後悔しないためにも、いくつか比較しながら決めていくのも大切です。
「Aに決めていたけど、Bを見てみるとAにはないここが良かった!」といったように、比較検討するものがあることで何か新しい発見があるかもしれません。
多くの知識を知っておくと選択の幅が広がるので、気になるものはどんどん資料を集めて検討していきましょう。

プロの意見を聞く

夫婦で意見がぶつかったときは、「プロからの第三者の目線」というのもいい意見になると思います。
何かの選択に迷った場合、プロであれば根拠に基づいてどちらの意見を採用するべきかを導いてくれることも。また、自分たちでは思いもよらなかったまったく別の案を提示してくれるケースもあるかもしれません。
素人の知識では判断も限られるため、なるべくいろんな情報をプロに聞くようにするとよいでしょう。

家づくりで喧嘩にならないためには?

マイホームは一生に一度の大きな買い物です。誰だって理想をかなえたいし、後悔はしたくないし、こだわりを貫きたくなるのは当然のこと。夫婦とはいえど、性格や価値観、家に求めるものや優先順位は人それぞれなので、まずは「意見が合わないこともある」ということを知っておく必要があります。
家づくりにおいて1から10まで意見が合う夫婦なんてほとんどいません。意見を合わせていても、実はどちらかが相手の意見を尊重して折れている場合もあります。自分の主張だけでなく、相手の意見も聞いてお互いのベストを探りながら歩みよることが大切です。
ただ不満を持ったまま話が進んでいくと後々後悔することになってしまいます。不満な点、疑問点などはその都度お互いに話し合ったり、担当の方に相談したりするなどしっかりと話し合うようにしてください。
喧嘩とまではいかなくても、自分の意見を伝えることはとても大事なことなので、思っていることは相手にきちんと伝えるようにしましょう。
また家づくりにおいてはスケジュールに余裕を持たせておくのも重要です。時間がないとその焦りからストレスにつながり、冷静な判断がしづらくなってしまいます。ひと息ついて、考える時間は必ず必要です。
あれこれ悩むことがあれば、そもそもどうして家を建てることになったのか原点に帰ってみるのもいいでしょう。
「家族で今より広いお家に住みたい」「子どもたちがのびのび遊べるように」など、大きな目的は同じだったはず。本来、家族の幸せのための家づくりが憂鬱になっては本末転倒です。
家づくりは夫婦で心と時間に余裕をもって臨むようにしましょう。

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